早朝―――とある屋敷の前にたたずむ人影ひとつ。
「ここか…」
「ついに自分の屋敷を手に入れたぞ。爺様の家よりだいぶ小さいが仕方がない…」
「なかなか小綺麗ではないか。我々が自律では絶対に使わない意味のない小部屋とかがあるのが気になるけど。これでやっと人の近くに住むことができ―――」
ガチャ。
「あ、こんにちは」
「・・・・・・・???」
「だれ???ここ私の家なんだけど」
「あ、このお化け屋敷買ったの吸血鬼の方だったんですね!!どうもどうも!!!」
「いやどうもどうもじゃなくて私の家だからノックとかして欲し今お化け屋敷って言った??」
「なんか生気がなさすぎるからだれもいないかと思ってたんですよ。吸血鬼さんなら納得だ、もう死んでるようなもんですもんねアハハ」
「失礼すぎるだろこいつ…。私はレスター・マクラウドだ。
代々Forgotten Hollowに屋敷を構えている血筋正しいヴァンパイアだぞ。貴様のような輩が何の用だ、あとさっきお化け屋敷って言ってなかったか?」
「僕はリック・ヘイデンといいまして、こうしたいわくつきの物件の調査と除霊を行っているんです。心霊探偵ってやつですね。この屋敷は前々から出るって噂の場所でしてね、こんな屋敷を買うカモがいたというんでやってきたんです」
「『出る』???お化けがってこと???嘘だろあの不動産屋…。せっかく都会の郊外という最高の場所で一人暮らしできると思ったのに…どうりで安すぎると思った…」
「まあまあ~意外と住めば楽しいかもしれませんよ。ちょっと相談なんですが、僕もここに住まわせてもらっちゃくれませんかね?心霊探偵として経験をつみたいんですがなかなかここまで出まくりそうな屋敷ってなくて」
「そんなに出まくりそうなのか?嫌すぎる…でも同じぐらいお前が住むのも嫌だ。住むからには除霊してくれるんだろうな!そもそも心霊探偵って…お前みたいな肥えたのが??絶対詐欺だろうが」
「そんなことありません、見てください僕のこの美しい目を」
「確かに目はなんかキレイ。生意気に3Dまつ毛もある」
「まあ大船に乗ったつもりでいてくださいよ。せっかくなんで何か食事でも作りましょう。新居のお祝いです」
「私は食事取らないんだが…」
ボッ…
「あっ」
「うわ」
「うわあああああああ!!!!!」
「お化けの方がましかもしれない」
「新築なのにもうコンロ真っ黒なんだけど。おい、リックどこいった」
「いやあ怖かった~~~~あ、足元みてくださいその」
「吸血鬼さんも日に当たりつづけてるとそうなっちゃうのかなアハハ」
「貴様本当に血全部絞り出すぞ。やっぱり出て行け。幽霊よりも焼死の方が普通に怖いし。」
「大体お化けなんて実際にいるかどうかなんて――――」
パチッパチッ
「うわあああああああああ!!!!!!!」
「うわあああああああああ!!!!!!」
「いやお前も逃げてんなよ」
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vampireを作ったことなかったのと、Parenthoodそういややってなかったなっていうのと、太ったシム作りたいなが重なってこんな感じになりました。
ちなみに料理をつくって家事を起こすのは自律でやりました。しょうもないヤツすぎる。
このあと自律で暖炉に火も入れてました。学習能力もない。
「人の新居燃やして『フリ』をやるな」
ところでセールもやってますね。for rentもってないから買おうかな~~東南アジアいきた過ぎる。個人的にはパックの方が欲しい物多いんですが。ボウリングもやらせたいしご飯も作らせたいし洗濯もさせてみたい。スパもいかせたい。シム人を甘やかしたい欲がこのゲームのモチベなんだろうな…。